銘柄選び(その1)

銘柄の選択方法を紹介します

『株式トレード』:短期売買編
<銘柄選びのための3つの条件>
条件1:流動性が高い銘柄
条件2:ボラティリティーが大きい銘柄
条件3:稼げる株価チャートパターンがある銘柄

<条件1>流動性が高い銘柄

流動性とは:資産がいつでもいくらでも、適正な価格で換金できること。
取引する相手の見つけやすさ。
・流動性が高い → 集団心理が働く   → チャートが規則的(○)
・流動性が低い → 集団心理が働かない → チャートが不規則(×)

【具体的指標】売買代金が1日10億円以上の銘柄

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<条件2>ボラティリティーが大きい銘柄

『ボラティリティー(Volatility)』とは、一般的に価格変動の度合いを示す言葉
「ボラティリティーが大きい」:その商品の価格変動が大きいこと
「ボラティリティーが小さい」:その商品の価格変動が小さいこと
短期間の株価変動が大きければ、それだけ短期間に利益を取れるチャンスがある。
逆に、ボラティリティーが小さい銘柄では、株価が短期間では動きにくい。
すなわち、株価が動かなければ、利益を稼げるチャンスもない。
ボラティリティー
【具体的指標】直近1か月で15%以上株価が上下している銘柄
ただし、大きくても100%(2倍)以下のもの

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<条件3>稼げる株価チャートパターンがある銘柄

株価のチャートパターンでタイミングが合うものを選ぶ
一例)「もみ合い放れ」というパターン
もみ合い放れ
「もみ合い放れ」には「もみ合い上放れ」と「もみ合い下放れ」がある。

〇「もみ合い上放れ」の4パターン
もみ合い上放れ
もみ合い後に上に動いたときは、上に伸びやすいと思い、新たに買いが入りやすい

〇「もみ合い下放れ」の4パターン
もみ合い下放れ
もみ合い後に下に動いたときは、さらに下落すると考え、新たに売りが入りやすい
実際に株価が上に行くか、下に行くかは、やってみないとわからない。

〇「もみあい上放れ」「上昇三角形型」の例
上昇三角形型

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※出典:「銘柄選びの教科書」(株の学校ドットコム 窪田 剛)

Posted by Ish